オアシスとは砂漠地帯やステップといった乾燥地帯に淡水が存在する場所のこと。当然、人が集まりそこには街が形成される。代表的なオアシスとして、たとえばエジプトのシーワ・オアシスは23000人が住む街である。
一方、私たちが一般的にイメージする「オアシス」とは砂漠の真ん中にぽつんとたたずむように存在する泉ではないでしょうか?砂漠の旅の途中に蜃気楼のように現れる恵みの泉、それが私たちのイメージするオアシスでしょう。「都会のオアシス」というような比喩などで、癒し空間を意味する言葉として使われますね。
さて、今回はそういった絵に描いたようなこじんまりとした、でも本物のオアシスをご紹介したいと思います、どうぞ。
■モロッコ ジズ川沿いのオアシス
モロッコには大小さまざまなオアシスが分布しており、茶褐色の断崖絶壁と緑豊かなオアシスのコントラストは見事というほかない。しかし近年は降水量の減少によるオアシスの枯渇が問題となっている。
■ペルー ワカチナ村
絵に描いたような砂漠のオアシスといえるだろう。「アメリカのオアシス」とも呼ばれている。人口100程度の村だが、人気の観光スポットになっている。近くにはイカという大きな街がある。
砂丘でのスノーボードならぬサンドボードやバギー遊びがさかんだとか。またこの村には人魚伝説があるという。ある娘が入浴中を人に見られたとき、水溜りを湖に変化させ人魚となって消えてしまった。残されたマントは砂丘となったのだった。不思議な物語ですね。
■リビア サハラ砂漠ウバリ砂丘の湖
世界最大の砂漠、サハラ砂漠は美しい。多くの人が砂漠の光景として思い浮かべるのはサハラ砂漠ではないでしょうか。美しい砂漠に蜃気楼のようなオアシス。まさに映画で見た光景といえるでしょう。この光景にあこがれる旅行者は多いようです。
■中国敦煌市 ゴビ砂漠 三日月湖 「月牙泉」
敦煌はシルクロードの途中に分岐点として栄えたオアシス都市。敦煌の街から6km、月牙泉は2000年来かれたことがないという泉。別名「薬泉」とも呼ばれ古来仙人が住む場所とされ寺院が建てられていた。現在のものは観光地となり近年立てられたものだ。
いかがでしたでしょうか。砂漠のオアシス、映画「アラビアのロレンス」を思い出しました。
豆知識ですが、「サハラ」も「ゴビ」も砂漠という意味とのことで、サハラ砂漠もゴビ砂漠も、直訳すると「砂漠砂漠」になってしまうようです。
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