ビーチと聞いて、通常なら楽しい思い出やときめく感覚を思い浮かべるのが普通ですよね。日本は島国ですので、特に夏にはどこの海岸にもたくさんの人々が訪れ海水浴や日光浴を楽しむでしょう。
南の島のビーチなどはみんなの憧れの場所でしょう。そんな楽しげなイメージばかりのビーチですが、海岸での事故というのは毎年たくさん発生していて、気をつけなければならない場所でもありますよね。
さて、海外にはさまざまなビーチが存在します。リゾートとして人気の高いビーチもたくさんありますが、そんなビーチにもやはり危険が潜んでいます。
それでは、世界で最も危険なビーチのランキング、トップ10を見ていきましょう。
10.ハワイ:カウアイ島 ハナカピアイビーチ
きれいな砂浜と青い海。山道をトレッキングしてたどり着くことができるビーチです。しかし注意が必要。非常に波が高くまた潮の引きが強いのだ。遊泳禁止の看板が立てられている。
また、ビーチは晴れていても山の方で雨が降っていると川が増水し帰れなくなるという。ビーチに取り残されたり、山で遭難したりする事故が多いようだ。
9.南アフリカ ガンズバイビーチ
こちらも美しい砂浜にエメラルドグリーンの海、そしてそびえたつ崖。ドラマチックな海岸でホエールウォッチングの名所でもあり、人気の観光地であるが注意が必要だ。ここはホオジロザメがあつまるスポットでもあるのだ。ハネムーンで訪れてサメの被害にあってしまったという話もある。
8.フィリピン ミンダナオ島南部 モロ湾
非常に美しいビーチを持つ地域だが、フィリピンでもっとも治安の悪い地域でもある。フィリピンはキリスト教国であるがここの住民の多数はイスラム教徒で特別区となっている。過激派のモロ・イスラム解放戦線の本拠地であり、誘拐(人質)をはじめとした犯罪が後を絶たない。
7.オーストラリア ダーウィン
オーストラリア北部のダーウィンは観光業のさかんな地域である。ターコイズブルーの美しい海。しかし危険な海でもある。アジアに最も近い地域でインドネシアからある生物が漂流してくるのだ。それはワニである。海水に適応した巨大なイリエワニが出没するのである。昨年、捕獲されたワニの胃の中から7歳の少女が発見されたという事件が発生している。少女は海水浴の最中、水の中に引きずり込まれたという。
6.ハワイ キラウエアビーチ
当たり前であるが危険である。キラウエア火山から溶岩が流れ込んで海岸線をジワジワ押し広げているようだ。爆発的な噴火はせず溶岩を流出する噴火が特徴的で、世界一安全な火山だとも言われている。
5.インド ムンバイ チョウパティビーチ
ムンバイはインド最大の都市でアラビア海に囲まれた地域。ムンバイ市民の憩いのビーチとして地元民に親しまれているチョウパーティービーチだが、見ての通り非常に汚い(ガネーシャ祭のあとなのかもしれないが)。口に海水を含んだらおなかを壊す危険大。
4.ロシア ウラジオストク Schitovaya Bukhta(シールド湾)
ウラジオストクは日本からも近い距離にあるロシア極東部に位置する都市。ロシア海軍の太平洋艦隊の基地がおかれる軍港都市である。以前は6000人の日本人が住んでいた時期もある。シールド湾はいい波が寄せサーフィンに適したビーチだという。しかしビーチの使用には軍の許可が必要である。1985年の原子力潜水艦の事故による放射能漏れをはじめ、古い原潜の処理による海水汚染が疑われる。
3.オーストラリア ハード島
オーストラリア大陸の南西、インド洋に浮かぶ無人島で世界遺産に登録されている。荒涼とした島でビックベン山塊のモーソン・ピークは2745mと険しい。オーストラリア領だし、やもすればサーフィン天国と思いきや、ここは南極圏である。ようするに非常に寒いのである。
2.アメリカ フロリダ州 ニュースマーナビーチ
フロリダといえばアメリカきっての観光のメッカで毎年6000万人が旅行者が訪れるという。メキシコ湾と大西洋に囲まれ南部は熱帯に属している。フロリダの海岸は数百万マイルに及び世界中の観光客をひきつけている。
だがしかしニュースマーナビーチは危険である。世界一サメによる被害が多発するビーチである。まさに映画ジョーズのような光景だったと被害者の一人は語ったようだ。
1.インド領 北センチネル島
インド領であるが北センチネル島はインド洋の東部、マレー半島よりにあるアマンダン諸島の島のひとつで、東南アジアの島といった方がいい。そこは完全に未開の地といえる場所で、原住民(50~400人程と考えられている)が外界との接触を遮断して生息している。インド政府もまったく干渉していない島である。スマトラ島沖地震に際しても救援物資支援のヘリコプターが近寄ると矢を放ったという。
最後の北センチネル島は、そもそも行くことができないので危険なビーチとはいえないかもしれませんが、とても興味深いですね。北センチネル島については別の記事であらためてご紹介したいと思います。
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