世界の驚くべき建築物の紹介です。
建築の世界は規模が大きすぎて私など一般人にはなじみの薄いジャンルですよね。
構造ではなくデザインだけは見て感じられますが―
近年はやはりエコロジー・省エネといったテーマがこめられていることが多いようです。
○ザ・シャード
ロンドン・ブリッジ駅の南西に建造された高層ビル。ヨーロッパで最も高いビルである。ポンピドゥー・センターや関西国際空港の建設で知られるレンゾ・ピアノ氏の建築設計。互いに接触しない8つの面からなる設計だという。旅客機との衝突、あらゆる自然災害に耐えられ、9・11世界貿易センタービルのテロ以降、高層ビルがどうあるべきかの答えだといわれている。
バーレーンの国際貿易センター。2棟のタワーの間に風力発電用の風車が設置されている。建物が使用する電量の10分の1をカバーすることができる。
○メム メドウズ
隈研吾建築が北海道古来の住宅をモチーフに実験している寒冷地住宅。材木とペットボトルの再利用で作られているようだ。光を透過する素材で開放感がありつつ、地熱を利用した蓄熱式床暖房と炉と煙突からの輻射熱で室内を効果的に暖めることができる。
○ソニーシティ大崎
品川にあるソニーが拠点とする研究開発型オフィス。ヒートアイランド現象の低減を図るために考案された「バイオスキン」と呼ばれる外装が特徴的。壁面の筒を雨水が流れる際に、水が蒸発する時の気化熱を利用して周辺の空気を冷やすのだという。
○せんだいメディアテーク
建築家・伊東豊雄の代表作品、仙台市民図書館・ギャラリー・イベントスペース・ミニシアターなどからなる。建築物としての評価が高く建築関係者をはじめとして、世界各国から観光客が訪れる。前面ガラス張りと張り巡らされたチューブがどうく層的な建築である。非常に耐震にも優れている。
○30セント・メリー・アクス
ロンドンの金融中心地シティ・オブ・ロンドンのセント・メリー・アクス通り30番地に聳え立つ超高層ビル。非常に個性的なデザインのビルである。6つのシャフトからの自然換気をはじめ、省エネに優れている。エネルギーは同等のタワービルが消費する電力の半分でまかなえるという。
○香港上海銀行・香港本店ビル
香港上海銀行・香港本店ビルはイギリス人建築家ノーマン・フォスター氏による建築。現在香港を代表する超高層建築であるとともに、世界的にも著名なハイテク建築である。1985年完成当時の建築技術の最先端がふんだんに盛り込まれている。世界初となるの吊り構造を採用している。
○ロンドンオリンピック水泳センター
女性初の最年少で建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を受賞した ザハ・ハディッド 氏設計による建築である。外、内共に曲線が多用された優美なデザインである。建築が非常に困難なデザインであるが、それもそのはずザハ・ハディッド氏は「アンビルドの女王」と呼ばれている。
○アル·バハールタワー
アラブ首長国連邦(UAE)アブダビの「アル・バハール・タワー」は 2012年の「最優秀新築高層ビル賞」で革新性を評価する「イノベーション賞」に輝いた。太陽の動きに合わせて正面部分が回転する構造となっている。アブダビの50℃を超える気温に対応した設計である。
○モスクワの現代美術ガレージセンター
20年以上にわたって放置されてきた有名な1960年代の「ブレメニャ・ゴーダ(ロシア語で四季)」レストランのプレハブコンクリート製パビリオンを改修し、建設された。ソ連時代のオリジナルな要素である大きなモザイクのタイルやれんがをそのまま残し、その一方で建築上および展示上のさまざまな革新的な工夫も凝らされている。それは紙管の使用である。ローコストで短期間に建設される仮設住宅からヒントを得ているが、それは阪神淡路大震災によるものだという。
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