今回は多毛症についての話題です。多毛症とは一般的には軟毛(非常に薄くやわらかく細く短い毛)が硬毛(髪や眉毛やまつ毛)に変化してしまうことで、毛の数が増えるわけではないようです。ということは多毛症という名前は間違っていますよね。

男性の場合は毛深いということですみますが、女性の場合、男性ホルモンの過剰発生によって、多毛症になってしまうと辛いですよね。私は逆に円形脱毛症を患ったことがありますがとても辛かった・・・。

さて、今回ご紹介するのは一般的な多毛症とはちょっとレベルが違う感じの方々です。

于震寰(Yu Zhenhuan ユー・ジェンホワン)さんは以前までギネスブック認定の世界一毛深い男性です、中国で人気のミュージシャンでもあります。

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ヘスス·アセベス(メキシコ)

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ラモスゴメス兄弟(メキシコ)

ユー・ジェンホワンさんを抜いてギネスで世界一と認定

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ステファン・ビブロフスキー(1891-1932)

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Pruthviraj Patil(インド)

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アニー·ジョーンズ(1860 – 1902)アメリカ

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スパトラ・サスファン(タイ)

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ジュリアパストラーナ(メキシコ)

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プリシラ・ベジャノ(プエル・トリコ)

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ヒョードル・Jeftichew(ロシア)

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重度の多毛症の人たちは昔は見世物小屋やサーカスの人気者となっていたようでね。時代がたつにつれて倫理的、人権的な問題で批判され、廃れていきました。差別的だ、という配慮なのだと思いますが、彼らは職を失い人気も失い、また同情され哀れに見られることによって悲しんだケースも多かったようです。

「差別」という概念は難しいですね。差別というのは世の中になければいけないものですよね。個人と個人の差異がなくなってしまったら個性というのは存在しなくなりますから。

ようするに差別による権利の剥奪がいけないわけですよね。差別(差異)自体はあたりまえのことであるということは踏まえるべきことじゃないでしょうか。

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