イメージで判断してはいけない動物たちがいる。

かわいい、賢こそう、弱そう、まさか・・・

それは人間にとって恐ろしい危険を及ぼすこともあるのだ。

 

10.ヒョウアザラシ

ゴマフアザラシの愛嬌あるかわいらしさは、お茶の間でお馴染みとなっているが、仲間のヒョウアザラシはどうだろう。ヒョウのような斑点を持つこのアザラシは、柄だけではなく、まさに「海のヒョウ」なのである。

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9. コブラ

ヘビは移動のスピードが遅く、ある程度の距離があれば安全だと考えられがちである。しかしその考えは過ちのもとであった。コブラは人間の顔めがけて8mもの毒霧を噴射できる。毒を噴出すヘビはコブラだけではなく日本にも生息しているから注意しよう。

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コブラの毒霧噴射動画

 

 8.シャチ

シャチが自然界において獰猛な狩人であることは広く知られているが、水族館でのショーを見て分かるとおり、シャチは非常に賢い動物であり人間を襲うことはまず無いと考えられている。確かに世界で人がサメに襲われる件数は年間50~80件にのぼるが、シャチに襲われる事件は0~1件だという。しかしシャチは身体能力、賢さ、パワーと海の生物界で最強のハンターだということを忘れてはいけない。いざ人間を殺すとなればそれは造作も無いことなのだ。水族館でのトレーナーの死亡事故は少なからず発生し続けている。

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7.クズリ(ウルヴァリン)

一部で最強動物といわれるイタチ科の動物がクズリ。北欧やロシア、アメリカ北部のツンドラやタイガに生息しその生態はあまり知られていない。イタチなど怖がるのはネズミくらいかと思いきや、この獰猛な顔を見れば直ちに恐怖を抱くだろう。クズリがなぜ最強動物といわれるのか?もちろんそのまま最強なのではなく、体重比率で考えた場合である。平均で80cm、15kgほどの体格でトナカイや熊にも襲い掛かるという凶暴さ。顎の力は骨を噛み砕くほど。

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 6.コヨーテ

狐のようで一見かわいらしいがアメリカやカナダで多くの被害を及ぼしているのが実はコヨーテ。昔は人間を恐れて近寄らなかったが、現在では慣れてしまい、散歩中の小型犬やペットをくわえて逃亡する被害が多数発生している。恐ろしいのは草陰から忍び寄り、気がつかないことだ。人間の子供を連れ去ることも。

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 5.ミミズク

いまやペットとしても人気のミミズクやフクロウ。しかし鋭い爪とくちばしを持つ猛禽類であることを忘れてはいけない。特にアメリカワシミミズクはフライングタイガーとも呼ばれるハンターである。研究者が頭蓋骨を粉砕される事故が発生することも。

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4.オオアリクイ

絶滅危惧種のオオアリクイ。鋭い歯があるわけでもないし、長い舌で蟻塚のアリを舐め取って飲み込む動物である。しかし、実はアリクイは非常に鋭く頑丈な爪を持っている。絶滅危惧種の保護をしている方たちがその被害に合うという、悲劇的なケースが報告されている。

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3.イルカンジ

オーストラリアの毒クラゲといえばイルカンジ。体長1cmでしかも透明だからどこにいるのか判別できない。知らず知らずのうちにさされてしまう恐ろしい生物。さされればアレルギー反応をおこして最悪死にいたるケースも少なくない。

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2.カリフォルニアアシカ

アシカのショーでお馴染みのもっとも良く見られるアシカである。非常に頭がよくまた愛嬌もあり人を襲うことなど想像できない。しかしアメリカ北西部の太平洋沖で漁師たちがアシカの被害に会う確立はサメの被害より多いという。まさに予期せぬ被害。体重が300キロ以上あり、油断していて海に引きずらりこまれたらひとたまりも無い。

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1.ハクレン

中国原産の大型のコイで中国では良く知られた食材だが、他の国では匂いが強くほぼ食べられていない。ミシシッピ川の浄化のためにアメリカに持ち込まれ、大繁殖をしている(日本にも持ち込まれ繁殖している)。非常に臆病なハクレンはボートが横切ると水上に飛び上がってくるのだが、大型のものは1mをゆうに超え重さも45kgを超える。それが思い切り激突してきたらどうなるだろうか。死ぬことは無いだろうが大怪我に至る事故が多数報告されている。

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ジャンピングハクレンの攻撃