セレブレティ―といって一番最初に思い浮かぶのはハリウッドの俳優たちではないでしょうか。
特に女優さんは華やかでまさにセレブといった印象があります。
今回はそんなハリウッド女優の中で、最も高学歴なのは誰なのかというランキング記事を見かけたのでご紹介したいと思います。
まさに才色兼備とは誰かということをめぐるランキングですね。
といってもハリウッドの俳優には名門大卒が多いのは良く知られた話(実はあまり知られていないかも?)でもあります。
女優さんについてはランキングで発表するので男優について並べると、
『ファンタビ』のはエディ・レッドメインはケンブリッジ大学を卒業、
数々の話題映画に主演するマッド・デイモンはハーバード大学、
その幼馴染ベン・アフレックはバーモント大学、その弟でアカデミー俳優、ケーシーアフレックはコロンビア大学、
俳優としても監督しても注目されるブラッドリー・クーパーはジョージタウン大学などなど名門大学卒業のハリウッド俳優は多いようです。
文芸作やSFなど複雑な脚本、前衛的な作風の映画、法廷物から国際政治/スパイ映画まで出演するためには相当な知識量と読解力が必要でしょうから当然といえば当然かもしれません。しかしそのルックスの華やかさからそのことを普段イメージさせないのかもしれませんね。
というわけでさっそく、最も高学歴なハリウッド女優トップ10をどうぞ。
10.ブルックシールズ
子供モデル時代から高額なギャラを得ていた。14歳の時『青い珊瑚礁』翌年の1981年の『エンドレス・ラブ』が連続でヒットし一躍世界の人気スターとなり、若手女優のトップに躍り出る。美人の代名詞とされた。
・主な作品
『青い珊瑚礁』
『プリティ・ベビー』
『エンドレス・ラブ』
モデルと女優業の傍ら1987年にプリンストン大学にてフランス文学の学士号を取得した。
論文のタイトルは「イノセンスから経験へ:ルイ・マルの映画における思春期前/思春期の旅」。
9.ルーシー・リュー
台湾移民の両親よりアメリカで生まれる。
子供の頃から成績優秀で、入試の倍率が50倍という超難関のニューヨーク市立スタイブサント高校に入学。
主な作品
映画
『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ
『バリスティック』
『カンパニー・マン』
『キル・ビル』
ニューヨーク大学から編入しミシガン大学で中国語と文化の学士号を取得。
語学にも堪能で5か国語を操る。
8.ガブリエル・ユニオン
ネブラスカ州オマハ生まれ、カリフォルニア州出身の女優。
弁護士を目指しながら子図解稼ぎにモデルを始める。
カリフォルニア大学(UCLA)を卒業。社会学の学士号を取得している。
夫はNBAのスター、ドウェイン・ウェイド。
・主な作品
映画
『チアーズ!』
『バッドボーイズ2バッド』
『ブレイキング・イン』
7.ルーニー・マーラ
ニューヨーク出身。父親は元ニューヨーク・ジャイアンツ副社長。
高校卒業後トラベリングスクールに入学し、エクアドル、ペルー、ボリビアなどの南米を4か月旅する。
ジョージワシントン大学に1年間通い、その後ニューヨーク大学に移り、心理学とNPOについてを学び。
・主な作品
『ソーシャル・ネットワーク』
『ドラゴン・タトゥーの女』
『サイド・エフェクト』
『her/世界でひとつの彼女』
『キャロル』
『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
『ローズの秘密の頁』
『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』
『ドント・ウォーリー』
『ソング・トゥ・ソング』
2015年、トッド・ヘインズ監督作『キャロル』に出演。第68回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞。
6.ジェンマ・チャン
ロンドン出身の中国系イギリス人女優。
2004年にオックスフォード大学で法学位を取得し、卒業後、ロンドンの大手法律事務所に就職した経歴を持つ。
主要キャストにアジア系俳優のみを起用したハリウッドの意欲作『クレイジー・リッチ!』が世界的にヒットする。
・主な作品
『ヒューマンズ』
『クレイジー・リッチ!』
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』
『キャプテン・マーベル』
5.リサ・クドロー
カリフォルニア州出身の女優。父の跡を継いで医者を目指しヴァッサー大学にて生物学の理学士号を取得。
その後、演劇とコメディーに興味を持ち劇団に加入する。
空前のヒットテレビドラマ『フレンズ』で、主役の1人である、風変わりな女の子フィービーを演じ人気を博す。
フレンズの出演後、ラブコメディを中心に数々の作品に出演。脚本や制作業もこなす。
主な作品
『ロミーとミッシェルの場合』
『フレンズ』
4.テリー・ハッチャー
カリフォルニア州出身。核物理学者の父と、コンピュータ・エンジニアの母の間に生まれる。
コミュニティ・カレッジのディアンザカレッジへ進学し数学と工学を専攻しながら演技の勉強をする(ディアンザカレッジで数学と工学の学位を取得ーディアンザカレッジはカリフォルニア大学とカリフォルニア州立大学への毎年の編入生総数において一、二を争うとランク付けされている)。
核物理学者の父の教育で育ったこともふまえ4位にランキング。
大ヒットテレビドラマ『デスパレートな妻たち』にて主役の一人、シングルマザーのスーザンを演じ2005年にゴールデングローブ賞を受賞。
主な作品
映画
『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』
テレビドラマ
『新スーパーマン』
『デスパレートな妻たち』
3.エマ・ワトソン
フランス、パリ出身のイギリスの女優。
2001年『ハリー・ポッターと賢者の石』のハーマイオニー・グレンジャー役でデビュー。以後、全シリーズに出演した。
女優業の傍ら家庭教師の下で勉強、全国統一試験制度(GCSE)では10科目受験し、8科目が最高のA+評価、2科目がA評価という好成績を修めた。イェール大学、ケンブリッジ大学などにも合格していたが、ブラウン大学に進学、その後オックスフォードのウースターカレッジで学んだ。英文学の学士号を取得している。
2015年1月の世界経済フォーラムにてフェミニストとして男女のジェンダー間の平等についてスピーチを行なった。
主な作品
『ハリー・ポッター』シリーズ
『ウォールフラワー』
『美女と野獣』
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
2.ナタリー・ポートマン
エルサレムにてイスラエル人の母とアメリカ人の父の間に生まれる。
10歳からモデルをはじめ14歳で大ヒット作『レオン』に出演、1999年から公開の『スター・ウォーズ』新三部作でヒロインのパドメ・アミダラを演じ人気を不動のものにする。
女優業の傍ら高校時代、試験では常に平均90点以上を維持し続け、成績はオールAだった。
ハーバード大学とイェール大学に現役合格。1999年にハーバードへ進学し心理学を専攻し、心理学研究所ではアラン・ダーショヴィッツの助手を務める。
2004年ヘブライ大学大学院にて中東問題の研究に参加。2006年コロンビア大学にてテロリズムと対テロ作戦について、ゲストとして講義を行う。
2010年『ブラック・スワン』にてアカデミー主演女優賞を受賞。
・主な作品
『レオン』
『スター・ウォーズ』シリーズ
『クローサー』
『Vフォー・ヴェンデッタ』
『ブーリン家の姉妹』
『ブラック・スワン』
『抱きたいカンケイ』
『マイティ・ソー』シリーズ
『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
『アナイアレイション -全滅領域-』
1.エヴァ・ロンゴリア
テキサス州出身。メキシコ系の両親のもとに生まれる。
テキサスA&M大学-キングズビルで学び、そこでキネシオロジー(運動力学)の学位を取得しました。さらにカリフォルニア州立大学で研究を進め、そこでチカーノ研究(メキシコ系アメリカ人の研究)の修士号を取得しました。
彼女は論文にて、STEM教育(科学・技術・工学・数学の教育分野で米国で始まった教育モデル)の職業にまともな多様性がない傾向を指摘。
2004年から始まった大ヒットドラマ『デスパレートな妻たち』のチャーミングでわがままな主婦ガブリエル・ソリス役でブレイク。ゴールデングローブ賞にノミネートされる。2005年と2006年のマキシム誌による「ホットな女性」1位に選ばれる。
・主な作品
『デスパレートな妻たち』
以上、最も高学歴なハリウッド女優トップ10でした。
1位がエヴァ・ロンゴリアさんなのは、デスパレードな妻たちでの印象とのギャップも加算されているように感じますが、個人的にリサ・クドローやルーニー・マーラに関しても意外な感じがしましたね。
それから育ちの良い環境で一流大学に入ってもエリートコースを捨て女優を目指すという人も多く印象的でした。
いやはや、皆さん美貌に加え才能もありつつすごい努力家だということを改めて感じた次第です。
■参考サイト
ttps://www.wonderslist.com/