今日は紙で作られたアートについて。

最近紙で作られて話題になったものと言えばベッドですよね。そう、東京オリンピックの選手村のベッドがダンボールで作られているというニュースが、世界で話題になりました。

海外の選手たちが、何人まで乗れるか(壊れないか)とおもしろがってSNSにその様子を投稿したのがきっかけでしたけど。

昨今、段ボールを使ったアート作品が日本でにわかに流行っています。

こういうのとか(ハウルの動く城)

こういうのとか(リアルなトカゲ)

段ボールって結構扱いやすいのかな?すごくいいかんじですよね。

さて、紙で作られたアート作品に興味が出てきたので調べてたら、自分好みな感じがあって集めてみました。

このジーンズのオブジェはなんと紙でできている。

くりかえしますが、現在アートの世界、特に彫刻(スカルプチャー)において

紙という素材が注目を集めているんです。

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作者はヴィンセント・トムチェク

ロサンゼルスのギャラリーで発表された展示会の名は

「Overlooked(見過ごされて)」。

 

 

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使い古された皮の財布

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 非常にリアルに再現されている作品群。しかしこれらはすべて日常的なものたち

である。なぜ作者はこのようにありふれたものをモチーフに選ぶのだろうか?

ミュージアムチェアー

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展示会の名称を振り返ろう。それは『見過ごされて』であった。

ありふれたものは、見過ごされる運命にある。

でも、たとえばそれが意外な素材でできていたら

振り向かれることになるだろう。

ワイシャツとネクタイ

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「わたしが望んでいるのは、人々に本物だと思わせながらも、つい立ち止まって、あれ?と思うような、何らかの感情的なつながりを生むような作品にすることだ。そうしたトリックが、人々にもう一度見たいという気持ちを起こさせ、作品との関係性をつくりだす」

クラシックな椅子

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 イームズのチェア

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