ペットを飼うことは、今ではごく一般的なことであるといえる。家族の一員として多大な愛情を注いでいる飼い主も多いことだろう。種類も、定番の犬・猫から鳥類アクアリウムで水中の生物、はたまた爬虫類から昆虫まで様々である。

さて、今回は個性派のかたにおすすめの個性的なペットをご紹介したいと思います。友達にあっ!といわれること請け合いでしょう。

それでは、個性的で珍しいペット10選です。どうぞ!

■メキシカン・ヘアレス・ドッグ(正式名はショロイッツクゥイントリ Xoloitzcuintli)

メキシコ原産の毛のない非常に珍しい犬種。アステカ帝国の時代からペットとして飼われている。世界中に500~600頭ほどしか存在しないという。基本的に全身の毛が無いが頭部にモヒカンのように生えているものもある。画像のような柄は存在しないので注意(笑)ベビーパウダーでゼブラ柄にしている。絶滅危惧種であるため日本で手に入れることはほぼ不可能。

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■フクロモモンガ

インドネシアやオーストラリアに生息している。幼いころから飼い始めると飼い主にたいへん良くなつくため近年ペットとして人気が高くなっている。最大で50mの飛翔が可能な飛膜をもっている。体長は16~20cm。30000円前後で購入可能。

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■コーニッシュレックス

イギリス原産。1950年に突然変異で誕生した、絹のような手触りの巻き毛が特徴の猫の品種。非常に特徴的なコーデュロイのような巻き毛がチャーミングである。通常の猫と同程度の価格である。

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■ランチュウ

明治時代の日本で改良された金魚で、「究極の金魚」「泳ぐ宝石」ともいわれている。特徴は見ての通り、頭部のコブと寸胴な体、そして背びれがないことである。非常にデリケート、また泳ぎが苦手で飼育にはかなりの熟練が必要である。一匹数百万という価格がつくこともある。

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■コキンチョウ

オーストラリア原産のたいへん色鮮やかな鳥。寒さに弱く臆病なためデリケートに育てる必要がある。国産のコキンチョウが存在するがペットショップにはほとんど出回っていない。価格は一匹1万円前後である。

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■グラスシュリンプ

体が透明の小型のシュリンプ(エビ)でアクアリウムでの人気が高い。グラスシュリンプとは体が透明な種類のエビの総称である。淡水、汽水、海水といろいろな種類のグラスシュリンプがいる。アネモネシュリンプなどが色鮮やかで美しい。淡水種はとくに価格も安く気軽に飼うことが可能。

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■プーリー

ハンガリー原産の犬種。モップのようなドレッドヘアがなんとも特徴的である。黒色の固体が一般的だが白やグレーも存在する。元来、牧畜犬であり、たいへん知的で活動的である。希少種であるため価格の相場は20万円前後とのこと。

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■ハスオビアオジタトカゲ

オーストラリア原産のトカゲ。名前の通り舌が青く、また寸胴で短いボディと、それと比較して小さくて短い四肢、大きな頭部が特徴。日本での幻の生物ツチノコは、アオジタトカゲだったという説が有力である。爬虫類ペットとして近年とても人気が高い。テラリウム‐ガラス容器の中で自然を再現する園芸スタイル‐で飼育するのがおすすめ。飼育は比較的容易でまた価格も500円~10000円と手ごろといえる。

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■スフィンクス

1966年カナダで誕生した突然変異の品種。体毛がない皮膚の模様が露出した珍しい非常に猫である。暑さ寒さに弱く、また皮脂を毎日拭って上げる必要があり、また室内のみの飼育というように飼うのには多少以上に面倒がいる。希少種であり価格も50~70万円ほどする。

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■エレファントノーズフィッシュ

アフリカ原産の汽水魚。最大で20cmほどになる。一目瞭然象の鼻のような突起が特徴であるが、この突起は下あごであり、水底のドロ地でエサを取りやすいような仕様だと考えられる。微量な電気を発生させることができる。比較的飼育は容易で、価格も2000円ほどと手軽である。動きが鈍く小魚との混泳も問題ない。

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いかがでしたか?気になる生物はいましたか?私はフクロモモンガとグラスシュリンプが気になります。生き物を育てるのは楽しいですよね。もちろん大切に育ててこそです。