今回はフルーツの話題です。世界の珍しい果物10選をご紹介します。

果物って存在自体がほんと不思議ですよね。なんであんなに甘くてさわやかで美味しいものが木に生っているんだろうと(笑)ちょっとバカっぽいですか私?(笑)

果物とは、食用になる樹木に生る果実のこと、というのが定義のようです。食用にならないまずい果実は果物とは呼ばれないということですね。ちょっとまて、木に生る果実・・・そう、木になってないものを私たちは普段、果物あるいはフルーツと呼んでいることがありませんか?たとえば、イチゴ、メロン、スイカ、あとはバナナなんかも実は野菜であって厳密には果物ではなかったのだ。ただしこれらは果実的野菜と分類されているようです。まあ、甘くて生で食べられるのは果物・フルーツと呼んで問題ないでしょう。

それではなぜ果物は甘くて美味しいのか?これはそのまんまなんですが「食べてもらうため」なんですね。冗談抜きにです。動物にいっぱい食べてもらって種を運んでもらうためなのです。動物は飲み込んだ種をいろんなところに排泄して、また新たな木を誕生させるのですね。

世界には数多くの種類の果物があります。みかんなどの柑橘類だけでも100種類以上あるようです。

それでは、世界の珍しいエキゾチックな果物10選をご紹介します、どうぞ。

■ツノニガウリ(ツノメロン、キワノとも)

アフリカ原産の果実。ニガウリ(ゴーヤー)とは別の種類。あまり甘くは無いようだ。カリフォルニアやニュージーランドで栽培されている。形状が面白いため料理の装飾などにも使われる。

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■ドラゴンフルーツ(ピタヤ)

メキシコ原産でサンカクサボテンの果実。東南アジアや台湾、イスラエルで栽培されている。世界一種子の多い果物で、同じく小さな種が多いキウイのようにショリショリした触感となる。

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■香川県産の四角いスイカ

世界でも話題となった香川県の農家が開発したスイカ。冷蔵庫で転がらないようにということが発端で作られた。ロシアの富裕層が面白がって向こうで人気になっており1個8万5千でうられているようだ。おいしくはないらしい。

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■スターフルーツ

文字通り、切った断面が星の形をしているフルーツ。南インド原産で東南アジアやアメリカで栽培されている。アメリカで人気を博している。味は日本の梨に似ているようです。

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■ランブータン

マレーシア原産の東南アジアでもっとも一般的な果物の一つ。熱帯地域ではば広く栽培されている。ハワイでも人気の高いフルーツ。汁気も甘みも充分。

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■アキー

アフリカ原産でジャマイカの食文化に重要な果実。アフリカではほぼ食べられていないが、ジャマイカに持ち込まれてからジャマイカの国民的な食材となっている。甘みはなくクルミのような刻のある味わいで、様々な料理に使われる。

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■マンゴスチン

東南アジア原産で「果物の女王」と呼ばれ、ヨーロッパでも人気がある果物。強い甘みとさわやかな酸味が上品な味わいで「女王」の由来となっている。日本での栽培は成功していない。

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■ブッシュカン(仏の手)

インド東北部原産。ミカン科でカボスやユズの仲間だとのこと。主に観賞用に栽培されているというが、お菓子などにも加工されているようだ。

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■ベニノキ

熱帯アメリカ原産。種子から食用色素「アナトー(食紅)」が取られる。

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■ザクロ

原産地はトルコからイランにかけての地域。日本では庭木や盆栽など観賞用として江戸時代から人気がある。生食のほかザクロジュースやグレナデンシロップなどの清涼飲料水としての用途が有名である。

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エキゾチックな果物たち。見てるだけで甘酸っぱい官能的な雰囲気がありますよね。魅惑の象徴、そう、禁断の果実。アダムが食べたのはリンゴだというように一般に知られていますが、実際はリンゴだったという記述は聖書にないようです。

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