今回は珍しいトイレットペーパーホルダーの話題です。近頃はいろんなタイプのトイレットペーパーホルダーがあって一瞬「どう使えばいいんだろう」と迷ってしまう時もありますよね。

昔はどこも同じで、芯に白いのを通して装着するやつだったと思いますが、今は下からはめるのとか、棒だけでできてるのとか、2つ横並びのとか、縦のやつとかいろいろあります。

さて、みなさんはトイレットペーパーをどっちの向きにとりつけますか?当然、手前に紙がたれるよう(表向き)に取り付ける、とほとんどの人が言うと思いますが、違いましたか?日本の場合どこのトイレに入っても紙は表向きに取り付けてありますが、アメリカではそうでも無いようです。

アメリカでのアンケートによると、表向きに取り付けるのが好きな割合は60~70%だとのことで、紙を壁側にたらす裏向きが15%ほど、他はどちらでもいい、という結果になっています。実際、アメリカに行った日本人からは、紙が裏向きになっていることがよくあって驚くという報告がかなりあります。

30~40%の人が裏向きが好き、あるいは気にしないということなので、けっこうな頻度で裏向きのトイレットペーパーに遭遇するわけですよね。いらいらしますね(笑)

アメリカの有名なコラムニストでアン・ランダースさんというかたがいて、世界の1000を超える新聞で彼女の人生相談が掲載されているようなのですが、トイレットペーパーの向きを相談されたことがあるようです。彼女は裏向きが好きだったので裏向きを推奨したら数千通の抗議の手紙が届いた。後に表向きを推奨したらまた数千通の抗議が来たようです。30年以上のコラム人生で最も議論を呼んだテーマになったとのこと。

さて、世界には裏向きに紙をたらすのが好きな人もいると知ったところで、本題です。世界の珍しいトイレットペーパーホルダーの画像集です、どうぞ。

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ウエスタン風

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想像するに、アメリカで裏向きのトイレットペーパーに多く遭遇するのは、気にしないというところから来ている気がします。あるいは気にしてもしょうがないと。

様々な人種が暮らすアメリカではいろいろな趣向の違いは当たり前で、裏向きのペーパーに遭遇しても「こっちの人もいるのか」と考えるのだろう。たぶん間違ってつけちゃったのが多いと思うんですけど。

日本だと「間違っている」と、はなから決め付けて直す人も多いですよね。裏向きが好きな人がいるとは想像しない。もしいたら正させる方向にすすむでしょう。みんな表向きが好きなんだから治しなさいと。日本においては確かにそれが正しい社会であるような気もしますが、アメリカって許容する姿勢があると思います。それは自分が自己主張を許容されるためにも、他人のも許容するという感じで。

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