今回は世界一小さい国家TOP10という話題です。
世界にはミニ国家といわれる非常に国土の小さい国々がある。それはどういった国々なのか見てみましょうということです。
その前に、逆に世界で一番大きな国を見ると、1位はご存知ロシアで1710万㎢です。2位はカナダで998万㎢、3位アメリカ、4位中国ですね。カナダから中国までは大きな開きはありません。
日本の面積は約38万㎢で世界62位である。しかし領海および排他的経済水域の総面積は477万㎢で世界6位となる(国土とあわせると9位になる)。世界の国(と地域)232国中、国土面積が62位なので日本は狭い国というわけではありませんが、ロシアやアメリカと比べるとやはり小さいですよね。
ただし、ヨーロッパ諸国と比べると、日本より大きい国はフランス、スペイン、スウェーデンの3国のみである。
それでは、世界で最も小さい国々TOP10はどのくらいの大きさなのか見ていきましょう
ちなみに、東京23区全体で623km²、ディズニーランドは0.5㎢です。
10.セーシェル 455㎢
アフリカ大陸の西側、インド洋に浮かぶ島々からなる国家。アフリカ最小の国だが観光大国でアフリカで最も裕福な国の一つ。
9.モルディブ 300㎢
インドの南西に浮かぶ島国。近年まで開発途上国であったがリゾート開発に力を入れ現在は、その指定は解除されている。セレブに人気のリゾート地である。
8.セントクリストファー・ネイビス 261㎢
西インド諸島で最小の島国。独立も30年前と新しい国家。観光業と電気機械の組み立て業が盛んである。
7.マーシャル諸島 181㎢
太平洋に浮かぶマーシャル諸島全域を領土とする島国。かつては日本、続いてアメリカに占領されていた。ビキニ環礁は水爆実験で有名となる。
6.リヒテンシュタイン 160㎢
スイスとオーストリアにはさまれた小国家。リヒテンシュタイン家が君主であり元首。ヨーロッパ最後の絶対君主国である。精密機械、観光、国際金融などの分野が盛んで世界で最も裕福な国の一つ。税金も非常に少ない。
5.サンマリノ 61㎢
イタリア半島の中東部に位置する国家。世界最古の共和制国家である。古代ローマ時代、迫害を逃れたキリスト教徒が聖マリーノを中心として建国した。以後その意義がローマ教皇に認められ独立を維持し現在に至る。
南太平洋の島国。人口は1万人以下である。経済は苦しく海外の援助やODAに頼る部分が大きい。海抜が非常に低いため海水面の上昇が危機的な状況を及ぼす可能性がある。
3.ナウル 21㎢
南太平洋の島国。かつてリン鉱石の輸出により、世界最高の生活水準を享受していた。税金は無し、医療、教育は無料、働かなくても基本給がもらえるなどの手厚い社会福祉があった。21世紀に入ってリン鉱石の採掘が激減し、経済が崩壊。産業を外国人出稼ぎ労働者に任せ、ほとんどの国民が働く必要がなく、肥満率70%以上という自堕落な生活が長すぎたため、他の産業にも移行できないでいる。失業率90%である。
2.モナコ 2㎢
フランス南部に位置する立憲君主国家。グリマルディ家が治める公国である。1861年に国土の95%をフランスに割譲し現在の領土となる。人口は約3万人、世界で最も裕福な国である。主要産業は観光である。カジノとF1モナコグランプリが有名。タックス・ヘイブンによって世界の億万長者が集まる国である。
1.バチカン市国 0.44㎢
キリスト教カトリック教会の最高位、ローマ教皇が統治する国。国土は世界最小でディズニーランドより狭く、皇居の4分の1の広さである。サン・ピエトロ大聖堂、システィーナ礼拝堂、バチカン宮殿、バチカン美術館、サン・ピエトロ広場などが肩を並べて所在している。警備は110名ほどのスイス人傭兵を雇っている。
小さい国家の中で、富める国と貧しい国がはっきり分かれるかたちとなりましたね。モナコやリヒテンシュタインは一人当たりの国民総生産が世界のトップ1,2位ですが、ナウルやツバルは非常に苦しい経済状況となっている。ナウルの場合は自業自得であるが、地理的な問題も大きいでしょうね。
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