今回はプラハの街並みと建物の画像集です。

プラハはチェコ共和国の首都で、ヨーロッパの中でも有数の世界都市です。プラハの場合、世界都市といわれるのは、経済や政治的な意味ではなく文化的な影響力が強いことによるでしょう。

ロマネスク建築から近代建築まで各時代の建築様式が並ぶ「ヨーロッパの建築博物館の街」と呼ばれており、プラハの街は世界遺産にも登録されている。

プラハは1000年以上の歴史を持つ都市ですが、第一次・第二次世界大戦の被害が少なく、また、東側(共産主義国)であったため、資本主義的な高度経済成長や消費社会の弊害に巻き込まれず、街並みが美しく保たれたのだといいます。

チェコ(とスロバキア)は当時、スラブ民族のボヘミア王国であったがドイツやオーストリアやハンガリーといった帝国に挟まれていたため、ドイツ文化、ハンガリーのマジャール文化、あるいはビザンツ文化などさまざまな文化に侵食されてきた。同時に首都プラハは学芸の主要都市の一つでもあった。

その後も、侵略を繰り返されたが20世紀に入ってチェコスロバキアは独立を勝ち取ることとなった。現在はチェコとスロバキアは分離して別の主権国家となっている。

美しい街並みをもとめて、当然観光客にも非常に人気が高いプラハの印象的な画像集をどうぞ。

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チェコといえば以前は東欧と呼ばれていました。冷戦崩壊後の現在はドイツやスイスとともに中欧と呼ばれることもあります。

また、ヴィシェグラード諸国と呼ばれることもあります。(ヴィシェグラード・グループあるいはヴィシェグラード4カ国、V4とも)これはチェコ、ポーランド、ハンガリー、スロバキアの4カ国による協力機構のことです。2013年6月に安倍首相がワルシャワを訪問し、初の「V4+日本」の首脳会合がおこなわれて、協力体制が出来ていますね。

ポーランド、チェコ、スロバキアはいずれも経済成長が著しいようです。

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