みなさんだまし絵やトリックアートという言葉を聞いたことがあると思います。ぱっと見では気がつかないものが絵の中に隠されていたり、ずっと見てると違うものに見えてきたり、現実ではありえない構造が描かれていたり。
それら錯覚芸術の世界の巨匠にオクタビオ・オカンポというメキシコの画家がいます。宗教的なモチーフも多いこのアーティストの絵を紹介したいと思います。
だまし絵と聞くと、なにやら浅薄な意図のもとで描かれたという印象があるのですが、この画家の絵には強烈な印象を感じるのです。すごく美術的な魅力が宿っているのは間違いありません。強いテーマがあって、それを表現するために積極的にこの手法を用いているといった感じがします。
オクタビオ・オカンポの見れば見るほど引き込まれるような作品の数々をどうぞ。
